技術者資格制度
ポンプ施設管理技術者に求められる知識と能力を評価・判定するため、以下のとおり試験を実施します。
1.受験資格(実務経験年数)
受験には実務経験が必要です。
実務経験とは対象設備の工事及び業務の遂行にあたって、それぞれの現場における工程
管理・品質管理・安全管理等の施工管理、維持管理業務を適切に行った経験をいい、下
記の経験内容がその代表的なものです。
対象設備:揚排水ポンプ設備、仮設用ポンプ設備、非常用設備、道路散水融雪設備、
道路排水設備、共同溝付帯設備、水質浄化設備、ポンプ設備付帯水門設備
設備、ポンプ設備付帯換気設備、ポンプ設備付帯除塵設備
経験内容:工事に従事した経験、施工計画等の作成業務に従事した経験、更新時の診
断等の業務に従事した経験、点検・整備業務に従事した経験、運転操作の
業務に従事した経験
(1)1級の受験資格
注1:1級受験者の実務経験年数には、指導監督的実務経験年数が1年以上含まれていることが
必要です。
注2:指定学科とは、機械工学、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学又は建築学及びこれ
らの学科に相当する内容を持つ学科
注3:専任の主任技術者実務経験者とは、建設業法に定められた専任の主任技術者を1年以上経
験している方です。
注4:括弧書きの実務経験年数は、主任技術者の要件を満たした後、専任の監理技術者の配置が
必要な工事で監理技術者による指導を受けた2年以上の実務経験を含む場合に適用されま
す。
(2)2級の受験資格
注:指定学科とは、機械工学、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学又は建築学及びこれら
の学科に相当する内容を持つ学科
2.試験の方法及び内容
(1)1級ポンプ施設管理技術者資格試験
資格試験は、学科試験と実地試験に区分して行います。
学科試験は、機械工学等(ポンプ施設、関連工学を含む)、施工管理、維持管理、法規に
ついての試験を択一式により行います。
実地試験は、施工管理、維持管理についての試験を記述式により行います。
それぞれの試験科目と試験基準は下表のとおりです。
(2)2級ポンプ施設管理技術者資格試験
資格試験は、学科試験と実地試験に区分して行います。
学科試験は、機械工学等(ポンプ施設、関連工学を含む)、維持管理、法規についての試
験を択一式により行います。
実地試験は、維持管理についての試験を記述式により行います。
それぞれの試験科目と試験基準は下表のとおりです。