ポンプ施設管理技術者に求められる知識と能力を評価・判定するため、以下のとおり試験を実施します。

1.受験資格(実務経験年数)

 受験には実務経験が必要です。 

実務経験とは対象設備の工事及び業務の遂行にあたって、それぞれの現場における工程管理・品質管理・安全管理等の施工管理、維持管理業務を適切に行った経験をいい、下記の経験内容がその代表的なものです。

対象設備 揚排水ポンプ設備、仮設用ポンプ設備、非常用設備、道路散水融雪設備、道路排水設備、共同溝付帯設備、水質浄化設備、ポンプ設備付帯水門設備、ポンプ設備付帯換気設備、ポンプ設備付帯除塵設備
   
経験内容 工事に従事した経験、施工計画等の作成業務に従事した経験、更新時の診断等の業務に従事した経験、点検・整備業務に従事した経験、運転操作の業務に従事した経験

(1)1級の受験資格

学歴または資格

必要とする実務経験年数(注1)

指定学科 (注2) 指定学科以外
大学卒業者 卒業後3年以上 卒業後4年6ヶ月以上
短期大学・高等専門学校卒業者 卒業後5年以上 卒業後7年6ヶ月以上
  専任の主任技術者実務経験者(注3) 卒業後8年以上 卒業後9年6ヶ月以上
高等学校卒業者 卒業後10年以上
(注4)(卒業後8年以上)
卒業後11年6ヶ月以上
  専任の主任技術者実務経験者(注3) 13年以上
上記学歴によらない場合 15年以上

















大学卒業者 2級合格後 1年以上
短期大学・高等専門学校卒業者 2級合格後 2年以上
  専任の主任技術者実務経験者(注3) 2級合格後 3年以上
高等学校卒業者
2級合格後 5年以上
(注4)(2級合格後3年以上)
  専任の主任技術者実務経験者(注3)

2級合格後 3年以上

上記学歴によらない場合
2級合格後 5年以上
(注4)(2級合格後3年以上)

注1.1級受験者の実務経験年数には、指導監督的実務経験年数が1年以上含まれていることが必要です。

注2.指定学科とは

@大学、短期大学及び高等専門学校については、機械工学、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学又は建築学及びこれらの学科に相当する内容を持つ学科
A高等学校については、工業系学科(機械科、土木科、電気科、建築科等)に相当する内容を持つ学科

注3.専任の主任技術者実務経験者とは、建設業法に定められた専任の主任技術者を1年以上経験している方です。

注4.括弧書きの実務経験年数は、主任技術者の要件を満たした後、専任の監理技術者の配置が必要な工事で監理技術者による指導を受けた2年以上の実務経験を含む場合に適用されます。

(2)2級の受験資格
学歴 必要とする実務経験年数
指定学科 (注) 指定学科以外

大学卒業者

卒業後1年以上 卒業後1年6ヶ月以上
 短期大学・高等専門学校卒業者
卒業後2年以上 卒業後3年以上
 高等学校卒業者
卒業後3年以上 卒業後4年6ヶ月以上
 上記学歴によらない場合
8年以上

注.指定学科とは

@大学、短期大学及び高等専門学校については、機械工学、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学又は建築学及びこれらの学科に相当する内容を持つ学科
A高等学校については、工業系学科(機械科、土木科、電気科、建築科等)に相当する内容を持つ学科

2.試験の方法及び内容

(1)1級ポンプ施設管理技術者資格試験
 資格試験は、学科試験と実地試験に区分して行います。
 学科試験は、機械工学等(ポンプ施設、関連工学を含む)、施工管理、維持管理、法規についての試験を択一式により行います。
 実地試験は、施工管理、維持管理についての試験を記述式により行います。
 それぞれの試験科目と試験基準は下表のとおりです。


試験区分
試験科目 試験基準
学科試験 機械工学等 1.ポンプ施設について工事の施工管理及び維持管理に必要な機械工学、土木工学及び電気工学に関する一般的な知識を有すること
2.設計図書に関する一般的な知識を有すること
施工管理
維持管理
1.ポンプ施設の工事について施工計画の作成及び施工管理に関する高度な知識を有すること
2.ポンプ施設の維持管理に関する高度な知識を有すること
法規 ポンプ施設の工事の施工管理及び維持管理に必要な法令に関する一般的な知識を有すること
実地試験 施工管理
維持管理
1.ポンプ施設の工事の設計図書に基づいて工事現場における施工計画を適切に作成し、施工計画を実施できる高度な応用能力を有すること
2.ポンプ施設の維持管理を適切に行うことができる高度な応用能力を有すること
(2)2級ポンプ施設管理技術者資格試験
 資格試験は、学科試験と実地試験に区分して行います。
 学科試験は、機械工学等(ポンプ施設、関連工学を含む)、維持管理、法規についての試験を択一式により行います。
 実地試験は、維持管理についての試験を記述式により行います。
 それぞれの試験科目と試験基準は下表のとおりです。
試験区分
試験科目 試験基準
学科試験 機械工学等 1.ポンプ施設の維持管理に必要な機械工学、土木工学及び電気工学に関する概略の知識を有すること
2.設計図書に関する概略の知識を有すること
維持管理

ポンプ施設の維持管理の計画作成及び実施、維持管理に必要な工程管理、安全管理、環境保全に関する一般的な知識を有すること
法規 ポンプ施設の維持管理に必要な法令に関する概略の知識を有すること
実地試験 維持管理

ポンプ施設の維持管理を適切に行うことができる一般的な応用能力を有すること



 


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